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火曜日, 7月 27, 2010

MSNBC 人気番組のプロデューサーが新番組へ

先週と今週、MSNBCでは『カウントダウン (Countdown with Keith Olbermann) 』が休暇を取り、代理にローレンス・オドネルが出演している。そのオドネルは秋から新番組を担当する。プライムタイムの夜10時に生放送の番組を投入するのは4年ぶり。新番組を指揮するエグゼグティブ・プロデューサー(EP)を『カウントダウン』から引き抜き、その『カウントダウン』もEPを新たに起用している。

『カウントダウン』は現在のMSNBCの基礎を作ったと言って差し支えない。斜に構えたニュース番組から「オピニオン・ジャーナリズム」へ変化した、これがすべてを物語る。ローレンス・オドネルは「オピニオン・ジャーナリズム」となるのだろうか、或いは『PBSニュースアワー』程度のインタビュー番組となるのだろうか。彼の個性が上手く作用するのはどちらなのか。
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金曜日, 6月 18, 2010

MSNBCの新番組にローレンス・オドネルを起用へ しかし、それ以外は未定

MSNBCは15日、MSNBCの開局以来契約している政治アナリスト、ローレンス・オドネルを新番組に起用することを明らかにした。
このニュースの出自はMSNBCの番組ホストであるキース・オルバーマンによるツイートだった。
Big news: today we signed @LawrenceODonnel to host his own 10 PM show. Our re-air will move to 11PM. Date on both is TBD. Congrats L-O’D
しかし、午後10時にローレンス・オドネルが担当するという以外は決まっていない。番組名やスタッフ、開始時期は決まっていない。ニューヨーク在住であろうオドネルだが、TVNewserによればスタジオはニューヨークではないといい、ワシントンと明記してもいない。

日本でオドネルを知っているものは殆どいないだろう。ただ、MSNBC以外にテレビとの縁はある。俳優としてHBOの『Big Love』に出演した他に、NHKなどが『ザ・ホワイトハウス』として放送した政治ドラマ『The West Wing』の脚本・プロデュースを担当、『ミスター・ステーリング』のプロデュースも行った。彼は1989年から議員秘書や民主党のスタッフとして働いており、内情を理解しているから起用されたのだろうか。

今回の起用の決め手となったのは彼がゲストホスト(代理司会)としてMSNBCでソツなくこなしているからではないだろうか。今年は色々サブ・控え選手があまり良くない方向で注目され、だからオドネルに白羽の矢が立ったのかと思わせる。
エリオット・スピッツァーは1999年からのニューヨーク州司法長官時代にウォール街の不正を裁いて有名になり、2007年に民主党選出ニューヨーク州知事となったが、翌年売春疑惑で辞任する。今年4月からMSNBCでゲストホストを担当して次のスターかと目されるが、NYタイムズの記者はCNNに起用されるかもしれないとしている。元CNBCのドニー・ドイチェ(Donny Deutsch)はアンカーとして出演した際に「怒れる」オルバーマンを揶揄してMSNBCを取り仕切るフィル・グリフィンから翌日以降予定していた出演をキャンセルされた。ドイチェの指摘の本質は正しいのだが。昼間のニュースを担当しながら夜間の番組に代理ホストもこなしたデービッド・シュスター(David Shuster)はACORNのドキュメンタリーを撮影したジェームス・オキーフ(James O'Keefe)についての論議で出演を見合わせるようになり、CNNの新番組開発(パイロット)に参加していた事が判ってさらに注目を集めた。2009年、オルバーマンの代役などでMSNBCに貢献した人物であったが。

2006年からこの数年のMSNBCだが、夜間(午後5時以降)に4時間の番組を制作しており、これはライバルに比べて少ない部類に入る。
Fox News: 7時間(さらに深夜に1時間)CNN: 7時間(訂正、6時間でたまに延長) HLN: 5時間
しかしMSNBCは明確でブッシュ批判で人気を獲得した8時の『Countdown with Keith Olbermann』とリベラル派レイチェル・マドウによる9時からの『The Rachel Maddow Show』の2番組のレイティングが良い状態が続いている、2008年大統領選挙から翌年の大統領就任に至るまでがピークであるにせよ。現在でも2番組はFox Newsに次ぐ2位の座についている。また、5月の調査では夕方の時間帯において、先の2番組ほどの人気を得ていないMSNBCの番組群がCNNの低迷によって2位になるなど「棚からぼた餅」現象が生じた。日本での露出度がちっともない放送局はリベラル派をピックアップしてブランドイメージを確立した(決して夜間のみに言える話で、日中は異なり保守/リベラルが混在している)。
同時に再放送の時間帯でも成績はよく、10時の『カウントダウン』再放送は同時間帯で2位につけ、CNNの『アンダーソン・クーパー』を抑えている。

2008年9月にマドウの起用で当てたMSNBCは2009年1月、再放送の10時台に新番組を開始するという話が持ち上がった。2匹目のドジョウ、オルバーマンを含めたら3匹目か。この発端はグリフィンの発言によるものだったが、結果として10時台には手をつけず、4月、午後6時にワシントンから放送していた『1600 Pennsylvania Avenue』を廃止し、トークラジオパーソナリティーのエド・シュルツを起用した『The ED Show』を開始した(ワシントンからの新番組は翌年1月に『The Daily Rundown』を開始する)。一方で10時台がCNNを追い抜くのは秋からの出来事だった。

ところで、Twitterでオルバーマンが次のように述べている。
Yes, this is Countdown, The New Show Factory: guests host get their own shows meaning I'm happily looking for another new sub!
指摘のとおり、レイチェル・マドウは2008年にオルバーマンの代役を務めていて、これとMSNBCの他番組への出演で注目を集めて新番組に起用された。ローレンス・オドネルは2009年からカウントダウンを始めとするMSNBCのほぼすべての番組で代役を務めている。Politicoが編集した「B Team」ゲストホストを集めたビデオではMSNBCのマドウの代役としてクリス・ヘイス(Chris Hayes)の名が挙がっている。

今度の新番組、何匹目かのドジョウを狙うのだろう、フォーマットとしてはニュース番組ではなく、トーク番組ないしはオピニオン番組として築き上げるのだろう。ただ、MSNBCがオドネルを起用したからといって成功するとは限らない。では6時のシュルツを移動するのはどうだったのか?先に挙げたサブメンバーたちは違ったのか?
MSNBCはパーソナリティーを全面に押した番組を多く作っているが、手間のかかるニュースリポートを作るより安あがりだからだ。リポートの中身が問題ではなく、誰が読むかが肝心なのだ。それが記者によるものかパーソナリティーによるものかの違いである(日本だとそれがアナウンサーかナレーターかの違い、にあてはまるか)。1時間を全部出演者自身の書いた原稿によって進めるわけではない。出演者や番組専属スタッフが中心となるのだが、彼らが全てを考えるのではない。MSNBCやNBCグループの記者、通信社や新聞社が取材して送られてくる記事も使用し、原稿の参考にする。補えない時は放送でゲストを招いてインタビューを行う。かつてオルバーマンの『Countdown』はMSNBCのニュース番組として始まったが、NBCのフッテージを利用したニュース番組をそろそろ夜にも。

以下はMSNBCのプレスリリース
LAWRENCE O’DONNELL TO DEVELOP NEW PRIMETIME PROGRAM ON MSNBC
Longtime Senior Political Analyst to Become Newest Evening Anchor
NEW YORK – June 15, 2010 – Lawrence O’Donnell will host a new weeknight primetime hour on MSNBC. O’Donnell will begin work full-time with the network immediately to begin planning for a new 10 p.m. ET show. The announcement was made by Phil Griffin, President of MSNBC.

“Lawrence O’Donnell is an incredible talent, who our audience has gotten to know throughout the years, most recently as Keith Olbermann’s principal guest host on ‘Countdown.’ It’s great to have another anchor of his caliber on the network,” said Griffin. “This makes us a bigger and better network.”
“I’ve had a part-time job at MSNBC for 14 years,” said O’Donnell. “Now that the network and I have gotten to know each other, I’m thrilled to be going full time.”
O’Donnell has been a MSNBC Political Analyst since the network’s launch in 1996, and has served as the regular guest host for “Countdown with Keith Olbermann.” He has also been the guest host for “Hardball with Chris Matthews,” “The Ed Show” and “The Rachel Maddow Show.”
O’Donnell was an Emmy Award-winning producer and writer for the NBC series “The West Wing” and creator and executive producer of the NBC series, “Mister Sterling.”
From 1989 through 1992, O’Donnell served as Senior Advisor to Sen. Daniel Patrick Moynihan. In 1992, he was Chief of Staff to the Senate Committee on the Environment and Public Works. From 1993 through 1995 he was the Chief of Staff of the Senate Finance Committee. He first began working with Sen. Moynihan as Director of Communications in the Senator’s 1988 re-election campaign. A writer prior to entering politics and government, O’Donnell published the book Deadly Force (1983), which was adapted as a CBS movie in 1986. He has written essays and articles for several publications including The New York Times, Washington Post, Los Angeles Times, New York Magazine, People, Spy, and Boston Magazine. O’Donnell has also appeared on NBC News’ “Today,” “Good Morning America,” “Nightline,” “Charlie Rose,” and several other programs. Suffolk University awarded O’Donnell an honorary degree, Doctor of Humane Letters, in 2001.
Born in Boston, O’Donnell is a graduate of Harvard College.

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木曜日, 12月 31, 2009

2009 review in MSNBC: オルバーマンとレイチェル・マドウしか強くない

万年3位のMSNBC。2009年も万年3位は変わらず、といったところか。
2008年に指揮がダン・エイブラムス(Dan Abrams)からフィル・グリフィン(Phil Griffin)に交代し、MSNBCの希望がくっきりと見えた。一方で2009年はMSNBCの課題が顕著になった年となった。

2008年9月にレイチェル・マドウ(Rachel Maddow)による『レイチェル・マドウ・ショー (The Rachel Maddow Show)』を開始。大統領選挙を2ヵ月後に控え、サラ・ペイリン登場で民主党の優位性が衰える中で始まった。マドウはリベラル派のトークラジオホストでMSNBCにゲスト出演することの多かった人物。番組を始めるまでMSNBCと契約を結んでいたわけでもないが、常連のゲストとなり、司会代理の経験もある注目されるだけの人気はあった。2008年6月、MSNBCの番組で保守派のジョー・スカーボロを言い負かしている。
マドウの番組はMSNBCにおいて久しぶりとなる正式なオピニオン番組だ。キース・オルバーマンがホストの『カウントダウン (Countdown with Keith Olbermann)』がオピニオン番組でないわけではないが、パーソナリティーが完璧なパンディットとして登場したのは久しぶりだ。

2007年までジョー・スカーボロ(Joe Scarborough)―現在は同局朝の番組を担当している―が、2008年3月までタッカー・カールソン(Tucker Carlson)がプライムタイムを担当、いずれも保守・リバタリアンの面々だった。そこにキース・オルバーマンやクリス・マシュー(Chris Matthews)のリベラル「っぽい」面子が加わる、そんな程度。しかし揃ってブッシュ政権批判など、捉え方が斜に構えるようになっている。
フィル・グリフィン体制となっての最初の大きな一手はマドウの起用だった。これでようやくリベラル路線へシフトしたことが明確になる。これは時期が良かった。選挙戦の最終盤に向かう9月、ケーブルニュース全体でレイティングが上昇する時期にマドウを登場させたのが正解だった。追い風にのるようにレイティングCNNのラリー・キングを捉えることが出来たのだ。勿論、万年3位をひた走る、これまでの歴史に無かったことだ。
『カウントダウン』が8時と10時(再放送)に放送しており、プライムタイム(8-11時)のレイティングでCNNに迫り、マドウがあと一歩で年間通しでラリー・キングを追い抜く所だった。そしてデモ(25-54歳)だけの視聴者数ではCNNを抜いた。デモは広告主が重視している世代として認識されているから注目を集める。2009年10月、アニタ・ダンがFox Newsは報道番組じゃないと言って物議を醸した時の事。オルバーマンがFoxがニュースでなく、MSNBCはプライムタイムでCNNを負かしているのなら、MSNBCがNo.1だとおちょくる余裕を見せた。
マドウの成功を受けてグリフィンは2009年1月、『カウントダウン』の再放送に充てている夜10時台に新番組立ち上げを示唆する発言をした。オルバーマン、マドウに続くリベラルパンディットの起用で3匹目のドジョウを狙おうとしたのか。結果として4月、6時のインタビュー番組『1600ペンシルベニア・アベニュー (Pennsylvania Avenue)』が終了し、ベテランのラジオトークホスト、エド・シュルツ(Ed Shultz)を起用した『エド・ショー(The Ed Show)』を開始させた。革新派の彼はこれを機にニューヨークに移住している。レイティングは決して良くない。シュルツの個性が弱いということか?それでも1年前まで同じ時間帯を担当していたカールソンより視聴者を獲得しているようだ。
オルバーマン、マドウ、シュルツ。夜間に3人が登場したことでMSNBCはリベラルバイアスがかかっていると見なすことが出来る―Fox Newsが保守バイアスと見なされているように。

一方で、2009年6月末に本格的にHD放送を開始。これに合わせる格好で昼間の改編に着手した、CNNに肉薄したいために。
しかし、露呈するのは結局のところ「MSNBCは強くなった。しかしそれはオブラーマンとマドウが強いだけで、他は相変わらずだった」という事実だった。
6月、9時-1時に新番組を投入した。11時まではMSNBCの姉妹局CNBCから移籍したディラン・ラティガンの『モーニング・ミーティング(Morning Meeting with Dylan Ratigan)』、次いで新進のカルロス・ワトソン(MSNBC Live with Carlos Watson)、医療記者ナンシー・シュナイダーマンの『ドクター・ナンシー("Dr. Nancy" Snyderman)』と続くが、残念な事に彼らを投入してレイティングは悪化した。秋以降は日中のレイティングでMSNBCはHLNとCNBCに負けて5位になる事が恒常化し、11月と12月はこの時間で月間で5位となった。
結局、9-1時は全てキャンセルとなった。半年で刷新をすることになったが、元々MSNBCが昼間に新番組を立ち上げて成功させた試しが無い。成功したというのなら2年以上続いたケースがあったろうか。個性を出さずにMSNBC Liveとして放送していた方が数字はいいのだ。ではアンドレア・ミッチェル("Andrea Mitchel Report")が長々続いているのは彼女のキャリアを重んじてなのか。
ラティガンは2010年1月から午後4時に移動して再スタートを切る。9時からはホワイトハウス記者のチャック・トッド(Chuck Todd)―2008年の選挙戦で名が知れるようになる―とサバナ・ガスリー(Savannah Guthrie)が担当する『デイリー・ランダウン (The Daily Rundown)』を開始させる。『ハードボール (Hardball with Chris Matthew)』のようなニュースサマリーとインタビューという体裁になるのだろうか?
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月曜日, 11月 16, 2009

MSNBCがブッシュをおちょくった日々

おちょくるとは言葉が悪いが、平たく言えばそうだった。
MSNBCは1996年に開局したのだが、同時期にFox News Channelも開局したのだが、2006年までちっとも成功していなかった。親分のNBCのニュース番組が視聴率でトップを独走するのがちょうど1990年代後半からで、現在も継続中なのに。
実際にはオンラインmsnbc.comはNBCニュースのサイトも同居して成功を収めているが、テレビ放送が収益を上げていない、というのが正しい。MSNBCの合弁相手マイクロソフトはオンライン事業の株を所有してもテレビ事業の株は売り払った。

2006年はMSNBCのテレビ事業が「なんとかなる」ターニングポイントとなった。ブッシュを標的にしたのだ。
キース・オルバーマンの『カウントダウン (Countdown with Keith Olbermann) 』でスペシャルコメントを始めた事だ。そこでのブッシュ批判は『カウントダウン』への認識をただのニュースショーから「モノ言うニュースショー」―どこかの新聞のキャッチよろしく―へ変えた。ブッシュ批判といえば2007年にダン・エイブラムスの「Bush League Justice」もそうだ。MSNBCはブッシュ大統領を批判する事でアンチ・ブッシュの票を集める事ができた。アンチ・ブッシュの殆どはリベラル層で、アメリカテレビニュースの常識から言えばFox News以外のテレビニュースはリベラルのパイの奪い合いをしている、とされている(2008年大統領選挙後の世論調査に基づく)。MSNBCはパイの奪い合いに正面切って挑む格好だった。

そのブッシュ批判にも伏線はちゃんとあった。たとえばオルバーマンのケースでは2005年から始まった「ワーストパーソン・オブ・ザ・ワールド」というコーナーだ。3人の失言や過激発言を槍玉に挙げて「最悪の人」賞を毎日選定するのだが、ビル・オライリーら保守の論客を標的にする事が多かった。とにかく同じ放送時間のライバル、ビル・オライリーには並々ならぬ対抗心を見せている。オライリー自身もMSNBCとNBCニュースを批判している。
このコーナーはせいぜい2分程度のコーナーで、それだけやったらすぐまたCMに入るので、番組全体で言えば弁当の香の物程度でしかない。香の物と言えば「Oddball」程度しかなかったが、種類を増やした格好だ。

#保守派キャスターの場合
翌年、MSNBCの保守派キャスターたちも揃って番組内で香の物をお裾分けする様になる。タッカー・カールソンの「ビート・ザ・プレス」。明らかにNBCのインタビュー番組『ミート・ザ・プレス』を意識させるが、テレビ番組のオフビートを引き合いに出している。
同じようにジョー・スカーボロも行っており、「Must See SC」というコーナー名―NBCのMust see TVから来る―を放送する。これ以外のコーナーでもスカーボロの番組ではハリウッドゴシップを取り上げてみたり、自身でスケッチパロディを演じる「スカーボロ・アンプラグド」をしてみたり、ミニコーナーに力を入れていた。
この変化、ひとつの可能性が言及できる。MSNBCが期待するのは視聴者の中には香の物を目当てにして、見る事で落ち着く、という生理現象だ。そして、「BTP」と「SC」はちょうどダン・エイブラムスがMSNBCを牽引していった頃と重複する。アンプラグドはエイブラムスの発案だ。

#ダン・エイブラムスが率いた2006-08
エイブラムスはNBCニュースの司法担当記者として出世する。2002年、MSNBCで自身の番組『エイブラムス・リポート』を担当するようになるが、2006年にMSNBCの社長―肩書きはゼネラル・マネージャー―として牽引する。この時に番組数を減らすなどしてスリム化を図り、自身もキャスターから裏方に専念し、政治ネタが武器になってゆく下敷きをつくった。
それが2007年、ドン・アイマスの失脚によりエイブラムスがスライド登板する事になった。スカーボロの後任という格好だが、彼なりのコーナーで足固めする。それが「Beat the Press」や「Winners and Losers」などだ。
そして、2007年12月からは不定期で「Bush League Justice」を開始。ブッシュ政権の総決算とでもいうべきか、このコーナーは番組の終焉まで続いた。もちろん『Countdown』でもブッシュ批判は続いており、ブッシュの行動をチェックする「Bushed」も開始、「MSNBC=ブッシュ批判」という図式が生まれる。

しかし、2008年にエイブラムスの時代は終わりを告げる。タッカー・カールソンは2008年3月に終了。後任のデービッド・グレゴリー(現在『ミート・ザ・プレス』のインタビュアーだ)がモデレートするのは『Race for the White House』と、完全に選挙戦を意識した内容だ。同時期、エイブラムスは内容は変わらないものの『Verdict with Dan Abrams』として衣替え、とてもポップなイメージに変わった。しかし、8月をもってVerdictも終了する事となった。

#風刺かニュースか
プライムタイムに放送していたスカーボロ/カールソン/エイブラムスには共通項が見受けられる。ライバルを含むテレビ・ラジオ、プリントなどメディアへの風刺であり、平たく言えばおちょくりである。
そして、参考となる成功事例があった。コメディ・セントラルの存在だ。『デイリーショー』やそのスピンオフ『コルベアー・リポート』はニュースの話題を振りまく人だけでなく、テレビのキャスターやホスト・コメンテーターの発言をネタにして風刺し、批判する。他局の深夜トーク番組でも常套手段として使用しているが、コメディ・セントラルはこれに専念して成功した。
MSNBCの場合も原則としてこの流れに則っている。ただ、観客がいないのでそれほど笑い声は聞かれないが。そうして「批判/風刺を強めて視聴者を集める」作戦は成功した。
したはいいが、現在カールソンとエイブラムスはMSNBCで活動していない。カールソンはシンクタンクの活動を引き受けて、時折Fox Newsにゲストで登場する。エイブラムスはNBCの司法アナリストの肩書きはそのままに、それよりオンラインビジネスの起業家としての活躍が目立つ。残るは朝に移動したスカーボロの『モーニング・ジョー』しかない。

#リベラルでなくて
2008年の大統領選挙で「オバマ寄りだ」と批判を受けたのは実際にそうだったからだけでない。ブッシュおよび保守論客をおちょくったせいで、余計に批判させる動機付けを作ってしまったのだ。
本当にリベラルにシフトするにはまだまだ時間がかかるのだった。

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月曜日, 10月 19, 2009

モーニング・ジョーについて (Morning Joe)

MSNBCの朝の顔はジョー・スカーボロだ。スカーボロウないしはスカボロウだが、Joe Scarboroughに違いない。彼と番組チームは現在のMSNBCでうまくやっている。

スカーボロは2002年からMSNBCで番組ホストを担当している。1995年から2001年まで、共和党の下院議員(フロリダ1区)を3期6年勤めた。2003年、イラク戦争が始まる頃に『Scarborough Country スカーボロ・カントリー』は「開国」する。元議会議員がコメンテーターとして活動することは間々あるが、自身のテレビ番組を持つというのは稀な事だ。
その番組の宣伝でワシの姿が見受けられる―保守・共和党をイメージさせる動物の一だけど。番組のクリップを見る限りではスカーボロは日本でいうタカ派ではないと見受けられる。ライバルの保守派コラムニストを批判した事もある。

#朝の顔
MSNBCは1996年に開局したが、直後からドン・アイマスのラジオ番組を放送していた。2007年に人種差別発言への抗議を受けてアイマスはクビとなり、MSNBCは新しいホスト選びを始めた。
アイマスが去った後、普通のニュース番組を放送していた。しかし2週間後からMSNBCはトーク番組を再開。新ホスト候補を実際に喋らせて、その上で正式な後継者を決定しようという算段だった。
このインタームの時期に出演したのはデビッド・グレゴリー(NBCワシントン) や ジム・クレイマー(CNBC)、タッカー・カールソン(MSNBC)、そしてスカーボロなど。NBCユニバーサルの一員が多く、関係が薄い人物は初回の人物くらいか。
結果、スカーボロへの評価が高く、彼が番組ホストに決定。新番組『Morning Joe モーニング・ジョー』はアイマスに倣ってアシスタントを追加。スカーボロの補佐と相槌をし、朝のニュースブリーフを読んでくれる存在を求めた。キャスターのミカ・ブレジンスキとプロデューサー職で転職してきたウイリー・ガイスト。
ちなみに『カントリー』の代役はMSNBC元アンカー、ダン・エイブラムスが担当している。

#アイマスとの比較
ドン・アイマスの頃はただ番組を同時放送する程度で、MSNBCは深く関与しなかった。晩年、スタジオをMSNBCに引っ越した程度か。
スカーボロの『Morning Joe』はMSNBCのコメンテーターは勿論、NBCニュースのスター記者が積極的にゲスト出演する。これは開始当初からの特色で、アイマスに比べてゲストは確実に増えた。(経費全体に占める出演料は増している筈だ)。
しかし、レイティングは芳しく無かった。アイマスの頃30万人台を記録した視聴者が、それより少ない10万人台からのスタートとなったのだ。

# Thank you! Paris (Hilton)
そんな見向きもされない頃、番組の運命を決める出来事が起きた。パリス・ヒルトンの事件である。
2007年、パリス・ヒルトンの逮捕がセンセーショナルになった。そのヒルトンが釈放されたというニュース、ミカ・ブレジンスキ(Mika Brzezinski)―苗字が長い―は原稿を読み上げるのを拒否した。3時間番組で3回読むのだが、最初男性陣は軽い冗談でしょ、と決め込んでいたようだ。ミカはあからさまに読むのを嫌い、2回目は原稿の紙にライターで火をつけようとする。ガイストはライターを取り上げ、スカーボロは「いい匂いだ」なんてふざけてみる。が、怒りが頂点にいったままのミカは8時台、原稿をシュレッダーにかけてしまう。
翌日にシュレッダー事件の顛末を振り返り、笑ってみせるなど大人な対応をしたが、「パリスに憤慨したキャスター」としてAPなどがニュース記事に仕立て、YouTubeでアップロードした映像は300万回視聴されたことになる。
レイティングは一向に改善しない時期だった事もあって、この出来事は番組の存在自体を知らせる為のプロモーションとしては最適だった。なにしろYouTubeであれだけ視聴させたのだから。MSNBCは短命に終わる番組がとても多い。どんな事であれ、一助になったのは確かだ。

# "もうひとつの"成功
2008年、大統領選挙の年はニュース番組の視聴率は上がる。誰がなんと言おうと上がるったらとにかく上がるのだ。『ジョー』もご他聞に漏れず視聴者増加を果たし、ついにはCNN『アメリカンモーニング』と互角に渡り合えるようになり、たまにCNNを追い抜く(これはアイマスの時代にもあった)。ゲストに政治家や関係者が登場する機会が増え、出演するNBCの記者はワシントンにいる。
「もうひとつの成功者」として、ニューズウィークに番組を分析した記事(日本語版でも掲載された)が、これを端的にまとめている。
1) 左右に左右されない
誰しもが「MSNBC=リベラル」と思っている。そして夜の番組が成功した絶対の理由だ。そんな中でスカーボロは元共和党下院議員。彼自身は保守だが経済政策では1980年代からの主流である「リバタリアン/新自由主義」を自認している。マイク・バーニクルやパット・ブキャナンなど『カントリー』からの馴染みも多い。対してブレジンスキーは父・ズビグネフが民主党カーター政権時代のブレーンで、オバマ政権に暗躍しているとか、しているとか―結局は影響力を持つと噂される人物だ。ミカがパリス・ヒルトンの原稿をシュレッダーにかけなければ、とは大げさだが結果として彼女がいるからブッキングしやすく、バランスをとる格好となる。
2) 敷居を低く
トピックのほとんどが政治の話題。ワシントンにいてもいなくても見てもらわないとならない。ひとまず視聴者はついてきているようだ。日本版の記事はワシントンで時計代わりにMSNBCをつける人もいる、としているが。しかし、話が難しいままでは視聴者はPBSで十分だ。
『ジョー』のスタジオは緩やかだ。スタジオセットがオフィスを連想させている。テーブルの上にはラップトップや新聞、コーヒーマグが散らかり、携帯電話で返信する姿がある。これは先輩となるCNBC『スクワークボックス』でも同じ手法をとっている。実際、スタジオの中にある本物のオフィスデスクがNBCニュースのオフィス機能を担っていて、スタッフは本当にそこで働いているのだが。
トークのひとつひとつが長いので、クレーンカメラやステディカムで撮影して躍動感をみせたり、NYタイムズやWSJなど新聞の見出しを紹介したり、スクリーン上の演出も欠かさない。CM前後にはポップミュージックが流れるのもテクニックのひとつだ。
こうして、番組の敷居を低くして身近に接してくれればいい。
3) 友愛・・・というよりか
ケーブルニュースでグレン・ベックやビル・オライリー、キース・オルバーマンが象徴するように敵対心と怒りという演出手法が取り入れられている。『ジョー』では議論が白熱しても案外冷静だったりする。鳩山由紀夫が「友愛」を掲げるが、それはここでも通じる。「逆のベクトル」という表現か。
4) 使ってもらおう
また、ウィリー・ガイストが芸能ニュースの聞き役にまわり、7時前後の「News You Can’t Use」では息抜きにニュースを取り上げる。トーク番組でコメディアンのティナ・フェイが
「初体験はいつか」を話していたとか。一方で他のテレビ番組やブログでとりあげられてもいる。スカーボロがF**kを口にしたとか。こういう事はアメリカのテレビ産業ではよくある事だ。

# コーヒーカラー
ところで、番組のロゴはコーヒーマグの染み跡がモチーフで、スタジオ移転した2007年の秋に創られた。グラフィックはコーヒーブラウンでカラーリングしている。出演者もコーヒーをよく手にしている。NYSEから出演するエリン・バーネットが新スタジオに陣中見舞いした時、スターバックスのグランテカップを手にしていた。そして、2009年6月からはスターバックスがスポンサーとなった。スターバックスはプロダクト・プレースメントとして広告費を払う格好で、契約は年間1000万ドル、実際にテーブルにはスタバのコーヒーが置かれている。ニュース番組におけるプロダクト・プレースメントはコカ・コーラがローカル局で導入したのが始まりで2008年のこと。この時は食品サンプルだったそうだが。今回、最初こそ飲むシーンを意識して撮影していたが、そうでなくなってからも「普通に」飲んでいる。これに関して、賛否の声は多い。たとえばスターバックスが抱える問題は取り上げるのか?と。ジョン・スチュアートも皮肉っている。
で、たとえばスカーボロの出版記念ツアー―つまるところ全米を巡るサイン会―で地盤のフロリダに滞在していた時も1日はスターバックスの店内から中継。9月14日から西海岸を巡ったが木曜日、ジョーとミカはシアトルの1号店から放送した。

コーヒー片手に今日もオフィスから生放送が始まる。


F-Bomb, ‘Morning Joe’ highlights, Stuart on Starbucks

The Daily Show With Jon StewartMon - Thurs 11p / 10c
Corporate SynerJoe
www.thedailyshow.com
Daily Show
Full Episodes
Political HumorRon Paul Interview
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月曜日, 8月 03, 2009

FNCとMSNBCが休戦協定?

夜8時、アメリカのケーブルニュースが熱い。いや、うざったい。
Fox News Channel (FNC) とMSNBCの言い争い、言うなれば小競り合いは風物詩となり、いまではもう当たり前のものとなっている。
8時。FNCはビル・オライリーが、MSNBCはキース・オルバーマンがホストを務める。レイティングではFNCが保守派の唯一の受け皿として圧倒的優位に立ち、ライバルは打ち負かせない。MSNBCはリベラル派やアンチ保守から支持を集めて「万年3位」の汚名を返上しつつある。

そんな歴史を今後ゆっくり書いてゆくとして。

FNCの親会社、ニューズ・コーポレーションのルパード・マードックと、MSNBCの親会社、GEのジェフリー・イメルト。両者のボスが登場して停戦協定を、つまり事態収集しようと画策している。


ロサンゼルス・タイムズがワシントン州で行われたマイクロソフト主催の会合に、イメルトとマードックが話し合いを持った事を報道。
http://snipie.com/pgj
ニューヨーク・タイムズは1面として報じ、これまでの確執にも触れている。
http://bit.ly/KJHqn
Inside Cable Newsではそれに至るまでの経緯を取り上げている。どうやら、GEがFNCに広告出稿をするに至って、イメルトからニューズ・コープに打診したという。FNCでMSNBC-NBC-GE-オバマに対する攻撃を控えてほしいと。FNCは応じなかったので、イメルトがMSNBCのFNC批判を抑えると伝えた、という。
http://snipie.com/lww

FNCのMSNBC/ NBC批判、その反対の批判は今もたいして変わっていない。先週はFNCのグレン・ベックが「オバマは人種差別者」と発言、MSNBCは幾つかの番組でこれを槍玉にあげた。
今回の停戦協定報道を機に批判合戦の停戦合意がなされ、効力は発揮されるのか?
私は無理なんじゃないかと思う。視聴者はWWFなどのプロレス中継のように両社の批判合戦を様式美として見ている。もし、新規視聴者の獲得とは別に、既存視聴者の離反を防ぐという判断を下したのなら、様式美の呪縛から逃げられないからだ。
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月曜日, 7月 20, 2009

MSNBCの変

徐々にリニューアルしている感じのあるMSNBC。7月に入ってからも変化が続く。

13日からワシントン支局のMSNBCスタジオが更新。主にHardballなどに使用。そのHardballは14日からHD放送を開始した。ニューヨークスタジオに似た内装で仕上げた。 『Hardball with Chris Matthews』では新スタジオから放送となり、グラフィックやテーマ音楽が7年ぶりに新しくなった。


ジングルではディック・チェイニー、ナンシー・ペロシ、サラ・ペイリン、バラック・オバマの顔写真が登場。スライドショー/ビッグナンバーのセグメントはリポーターノートに似たレイアウト。


2週間の休暇明けとなったクリス・マシュー。HDでの放送は14日からとなった模様。その14日にはビル・マーがゲスト出演した。


27日からは『 Morning Joe』のウィリー・ガイストによる新番組を予定。『 Way Too Early with Willie Geist』はモーニング・ジョーの前、5時30分からの30分番組。
ウィリー・ガイストはスポーツ記者としてCNNなどで働き、MSNBCにはプロデューサーとして採用される。モーニング・ジョーではコメンテーターの他にオフビートニュースを扱う News you can't use やエンタテイメントニュースを担当。ガイストが監修するウェブサイト ZeitGeist (ドイツ語で時代精神、の意)を開いている。


本来ならHD放送が開始した6月29日から放送する予定だったが、第2子の出産時期と重なった為、1ヶ月遅れた。
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月曜日, 6月 29, 2009

Place for NEW MSNBC

きょうからMSNBCはHD放送を開始した。2007年から使用している現在のスタジオはもとより、ワシントンなどの支局はNBCニュースとの共用となっており、スタジオや支局、中継車なども概ねHD対応している。ざっくり言えばコントロールマスターなどの対応工事さえすればOKだった。

いま、MSNBCは攻めの体勢の真っ只中にある。踏んだり蹴ったりの13年の歴史で、今が最も、というより唯一、成功を納め、輝いている。

この好調の中で、HD化を睨んで昼間の番組 『MSNBC Live』の改編に着手。午前9時からは元CNBCのディラン・ラティガンがホストを務め、11時からはカルロス・ワトソンがアンカー、12時から医療担当のナンシー・シュナイダーと続き、午後1時のアンドレア・ミッチェルにバトンを渡す。11時台は6月15日に御目見え、また6月1日からは3時—5時もアンカーがリニューアルとなっていている。
今回のパーソナリティーを重視した起用は、MSNBCを取り仕切るフィル・グリフィンの描く未来図に近づいている。現在の朝やプライムタイムにある番組はパーソナリティーを活かす事で成功を収めており、これを昼間でも浸透させるのが大きな狙いとなっている。
しかし、過去の実績を見ると、昼間にMSNBC Live以外に独自の番組を作っても、1年を待たずに終了してきたのだ。
あまり調子が良くないので、大統領選挙やスーパーチューズデーなどイベントのある日はNBC/MSNBCの有名どころが持ち回りでアンカーを務めるなどしてイベント・お祭り気分を演出していた。スケジューリングされてしまうと自由が効かない恐れもあるが、しばらく選挙イベントはないのでひとまず新アンカーらがどれだけ踏ん張れるかを気長に経過を待つ他にない。
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Emotional moment on Letterman

Cable news schedules

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Fox News Channel

  • 6a Fox and Friends
  • 9a Americas Newsroom
  • 11a Happening Now
  • 1p America Live
  • 3p Studio B with Shepard Smith
  • 4p Your World with Neil Cavuto
  • 5p Glenn Beck
  • 6p Special Report with Bret Baier
  • 7p Fox Report with Shepard Smith
  • 8p The O'Reilly Factor
  • 9p Hannity
  • 10p On the Record with Greta Van Susteren
  • 11p O'Reilly (repeat)
  • 12a Hannity (repeat)
  • 1a Greta (repeat)

CNN

  • 6a American Morning
  • 9a CNN Newsroom (Kyra Phillips)
  • 11a CNN Newsroom (Tony Harris)
  • 1p CNN Newsroom (Ali Velshi)
  • 3p Rick's List
  • 5p The Situation Room
  • 7p John King, USA
  • 8p Rick's List #primetime (interim)
  • 9p Larry King Live (will be cancel this fall)
  • 10p Anderson Cooper 360°
  • 11p Anderson Cooper (repeat)
  • 12a Larry King (repeat)
  • 1a Anderson Cooper (repeat)

MSNBC

  • 5a First Look
  • 5.30a Way too Early with Willie Geist
  • 6a Morning Joe
  • 9a The Daily Rundown
  • 10a MSNBC Live
  • 1p Andrea Mitchell Report
  • 2p MSNBC Live
  • 4p The Dylan Ratigan Show
  • 5p Hardball with Chris Matthews
  • 6p The Ed Show
  • 7p Hardball (repeat)
  • 8p Countdown with Keith Olbermann
  • 9p The Rachel Maddow Show
  • 10p Countdown (repeat)
  • 11p Rachel Maddow (repeat)
  • 12a Hardball (repeat)
  • 1a Countdown (pepeat)

HLN

  • 6a Morning Express with Robin Meade
  • 10a Morning Express
  • 11p Showbiz Tonight (repeat)
  • 12p News
  • 5p Showbiz Tonight
  • 6p Prime News
  • 7p Issues with Jane Velez-Mitchell
  • 8p Nancy Grace
  • 9p The Joy Behar Show
  • 10p Nancy Grace (repeat)
  • 11p Showbiz Tonight (repeat)
  • 12a Joy Behar (repeat)
  • 1a Nancy Grace (repeat)

CNBC

  • 4a Worldwide Exchange
  • 6a Squawk Box
  • 9a Squawk on the Street
  • 11a The Call
  • 12p Strategy Session
  • 12.30p Fast Money Halftime Report
  • 1p Power Lunch
  • 2p Street Signs
  • 3p Closing Bell
  • 5p Fast Money
  • 6p Mad Money
  • 7p The Kudrow Report
  • 8p Documentary
  • 11p Mad Money (repeat)
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