ブロードキャスティング&ケーブルの記事より。
アメリカのネットワーク加盟局はだいたい決まった時間帯にローカルニュースを流す。
ただ、人口規模やどのネットワークに所属するか、で収入は変わり、中小の放送局はローカルニュースに手を出さない。iONというネットワーク―設立当初はPaxといった―はローカル編成を絶対にしない。それ以前に見向きもされないような存在だけど。
中小の放送局は財政がしっかりしてないと迂闊にローカルニュースに手を出せない。そして、シンジケーションからドラマやシットコムの再放送を購入して放送した方がまだいい、と考える。
たしかに日本でも当てはまる。昼間のドラマ再放送には固定ファンが多い。水戸黄門や2時間ドラマ、『相棒』などの刑事ドラマといったところか。
CBSに加盟するWWJ(デトロイト)は夜11時にニュース番組を始めた。2½分の番組はシットコム『Two and a Half Men (直訳で2.5人の男たち、邦題はチャーリー・シーンのハーパーボーイズ・・・らしい)』に倣って『Two and Half Minutes 』としたのだろう。ニュースが終われば『Two and a Half Men』が始まるのだった。
語感の良さが面白かったので気になったのだが、2006年に登場した『ニュースが起きていないのが良いニュース (Where No News is Good News)』というキャッチコピーは納得する。
それでもニュース番組を短時間で仕上げる放送局は幾つかあるようだ。10時に10分間のニュース、で10@10とか11@11とか。FCCのルールにのっとって番組が終わった後にCMを放送するので番組としては12-3分の放送となるけど。
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