事の発端はSky Newsの政治担当(Political Editor) アダム・ボルトン (Adam Boulton)。彼が8月末、ガーディアン(イギリスの新聞)が主催したエジンバラ国際テレビ祭の公演での話。2010年に想定されている議会選挙(任期満了は2010年5月)に合わせて、3つの主要政党の党首を集めて討論会を企画、党首にラブコールを送ったのだ。
1997年の選挙から政権を握る労働党(リベラル)、愛称でもある「トーリー党」を起源とする保守党、勢力では第3位だが政権を握ることはまだまだ先な自由民主党が現在のイギリス議会の主要政党となる。
選挙は庶民院(ハウス・オブ・コモン House of Commons) の議会選挙(General Election) の小選挙区制度のみで、勝った政党が政党を握る。アメリカと違って首相を選ぶ選挙はないし、選挙活動は日本ほど人員や金をかけないで済む。ちなみに2009年のイングランド各地で行った統一地方選挙は保守党が圧勝、2010年の次期選挙は保守党の政権奪取が予測されている。
ガーディアンの記事では、ボルトンはエジンバラで「(政治/選挙の過程の)再活性化につながる」とし、「党首討論が実現できないのは不名誉な事だ。Sky Newsは開催に向けて全てを注ぐ」と話している。
現在のところ、野党2党は
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