今年。関西のラジオ市場で、7月という異例な時期において大きな番組改編が行われた。FM802、E-Radio、そして老舗のABCラジオ。
しかし、人は8月改編というものを忘れていた。
2年前、FM OSAKAが大幅縮小する改編を実施。早朝の生放送が全廃、そのあとも経営建て直しの為、自社製作番組の縮小による安定化を図り、そこから徐々に新番組を開始させている。
そして、今年はKiss-FM KOBEの出番。
独立放送局として開局したKissは2003年4月、JFNに加盟。朝の『 Brand New Kobe』と夕方の『 Kiss Music Presenter』を軸に編成、週末は殆どをJFNから配給される番組が占める。
その後、昼間や夜(7-10時)、それに金曜日に色んな番組が生まれては消えてゆき、それでも2つの軸の番組はDJを変更しながらタイトルだけは残して継続した。
余談。Kissは2003年当時、夜10時TFM製作・三菱自動車提供の全国ネット『 Mother Music』を放送したかったのに、許してくれなかった。しょぼん。
さて、この8月。朝のブランニューと、正午の『 Pump It Up (パンピラッ、と読むらしい)』、夜7時台『たそがれのAOR』が終了し、8時20分から13時、19時台の自社製作はすべてJFNの番組に変更となった。たとえば『たそがれのAOR (Kiss-FM)』は『 Adult Oriented Radio (JFN)』に。
一応、JFNは平日は早朝から深夜まで生放送の番組を加盟局の要望にあわせて配給するが、夕方5時から7時まで生放送を配給しない。海外でいうドライブタイムはそれぞれ自社で放送しているからなのだが。
Kiss-FMは自社製作が3時間。これを機に、寧ろ、反って、兎に角、Kiss-FMが聴く事の出来る方はJFNの番組を聴き通して研究するのに向いているかもしれない。絶好の(絶交の??)チャンスがまたやって来たのだ。
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