そんなこんなで、チャーリー・ギブソン(Charles Gibson)の『ワールドニュース』の引退は12月18日になった。21日がダイアン・ソーヤー(Diane Sawyer)の初登板が決まった。
そして、ジョージ・ステファノポロス(George Stephanopoulos)へ正式に『グッドモーニングアメリカ (GMA)』アンカーへの打診があり、一家がNYに引越しの準備をしている事が分かった。子供たちの学校探しなどもしているとの事。ただ、そのオファーを正式に受諾しているわけではない。正式発表もまだだ。
とにかく外野がうるさい。次のGMAメンバーがしっくりこない、決まらないのであれやこれやと詮索している。
仮にステファノポロスがアンカーになれば、GMAの顔ぶれはどうなるのか。ロビン・ロバーツ(Robin Roberts)に男3人(クリス・クオモとサム・チャンピオン)というのはどうか、と思う。イメージが湧かない。Inside Cable News のTwitterでロバーツとステファノポロスコンビを「水と油」とつぶやいたのは一理あると思う。ソーヤー/ロバーツコンビのGMAではベテランのソーヤーの個性が強く、彼女が中心だった。しかしロバーツ/ステファノポロスコンビだとどうなるのか?
#クリス・クオモ(Chris Cuomo)の去就
12月4日。ワシントンポストのハワード・カーツの報道では、ステファノポロスが加入したらニュースアンカーのクリス・クオモが抜けてポストにABCの女性記者を投入するのではないかとしている。例えとして週末のGMAを担当するケイト・スノー(Kate Snow)にリポーターのジュジュ・チャン(JuJu Chang)とビアナ・ゴロドリガ(Bianna Golodryga)の名を挙げているが、女性記者の中でも若手の名が挙がっている。
そして、クオモは別の番組、ニューズマガジンの『20/20』に就くのではないかと予想する。『20/20』は9月にジョン・ストッセル(Jon Stossel)がFox Businessに電撃移籍したばかりで、もしGMAから抜けたらそのポストに就くのではないかというのだ。2006年にGMAを担当する以前は同じABCのニューズマガジン『プライムタイム』を拠点としていた。
ところが2日後、レーダーオンラインがそのクオモがABCを退職するという記事を載せた。退職後はNBCのニューズマガジン『デイトライン』に移籍するという内容だ。これへの反応は早かった。ABCのスポークスマンはTVNewserへの取材に対し、クオモの辞職報道を否定している。
ではなぜこのように憶測が飛び交うか。皆してバランスとか考えて理想の人選を編み出しているのだろう。そしてポストレースが水面下で本人に関係せずに起こる。そこで人選レースから漏れるとさっさと次の行き先を考えるものだ。それを先取りした格好なのか?結局これは誤報扱いになっている。
#ロビン・ロバーツの契約
ロバーツの場合、2010年4月でABCとの契約更新があるが、この時に降りる気配は無いらしい。一方で次期GMAメンバーが一向に決まらないのも事実だ。これを機に双方のどちらかが契約に難色を示すかもしれない。
#ジョージ・ステファノポロスの今後
一方でステファノポロスは10月に『ワールドニュース』のサブ(代理)アンカーになる事が決まっている。そしてGMAへの打診。これで日曜朝の『ジス・ウイーク』もこなすとなるとどうか。ボブ・シーファー(Bob Schieffer)が似たような事を1年半続けたが、一家はNYに移住するとなると『ジス・ウイーク』は諦めるのだろう。ではワシントンのABCメンバーで誰が相応しいのか、秋に代理を担当したジェイク・タッパーか『ナイトライン』のテリー・モランかはたまた。
いずれにせよ、ダイアン・ソーヤーはGMAからいなくなる。それがABCの一大人事に繋がりそうな事は確かだ。
>>>RESULT: そして結果は
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